・・・暗い。
とても人様の誕生日に捧げる詩とは思えない。一箇所だけ「誕生日」はあるけれど。
第3部初めの「あの姫の未来のために、己の将来を賭けたか」というお師匠様の言葉が印象的で。
サモナ国でローラのことを想うあまり、会うことすら自らに禁じた「彼」の気持ちが何とも切なくて。
ポツポツ書いているうちに、いつのまにやら、こんな「シ」になってしまいました。
第3部の終わりが明るかったからこそ書けたようなものです。
ちなみに Der Alptraum は ドイツ語で「悪夢」。
ただの Traum(夢)でもいいと思いつつ、調べてみると
Alp→アルプス?→「山の夢」で「悪夢」?・・・と、何となく「天上の国」に近いイメージがあって、
つい、こっちにしてしまいました。おかげでより一層暗くなりました・・・。
結局「彼」の名前は一度も出しませんでした。さすがに気の毒で。(苦笑)